今日はTOPシカゴ支店よりブログをお届けします。
シカゴを中心として、広大なミッドウェストをカバーする当支店ではよく、製造業での通訳のお仕事のご紹介をすることがあります。 短期・激短期の通訳派遣では私どもの社員が実際にお伺いすることもあるんですが、その際に私が行ってみて、実際にこういったところが大変かもね、って言う話をいくつかあげてみたいと思います。
ひとつはもちろん技術通訳ですから、その業界もしくはその会社でしか使われていない、特殊な略語、
短縮された言葉、変換された言葉が頻繁に飛び交うので戸惑う。。
通訳してもらう側からすれば、わかっていて当然だろうということでも、こればかりはやはり、そこの実際の業界・会社・場面での経験がなければ、こればっかりは難しいんですよね。
ふたつめは、日本人の返答の仕方が英語を話す人たちにとって、質問・応答形式が違うため、会話が意味不明もしくは混乱を招くケースが発生する。 日本人はまず、是が非ではなく、理由、説明から話し出すので、返答が長い。回りくどい。 英語を話す側は単にイエスかノーか質問をしているのに、日本人側はどうして答えがそうなるのか、から入るので英語側からするといらいらするそうです。
そんな背景から、日本人の言うことを直接訳している途中で、よく英語側担当者から、”そんなことは聞いていない、ちゃんと通訳しろ”といわれたことがあります。 日本人的には”まぁまぁ、待って、そんなイエスかノーかはっきりすることじゃないんだよ、今説明するから”なんて説明になるんですけどね。
みっつめ、通訳者はいろんな意味で、その場その場での雰囲気を読み、気を使いながら通訳をしなければいけないので相当疲れる。 ふたつめで書いたさっきのようなケースがあるので、話す両方向のペース、雰囲気をよみつつ通訳する必要があるんですよね。 会議通訳なんかで議論が白熱してくるとこんなこと訳していいんだろうか、これを言ったら、全部がめちゃくちゃになる、なんてこともあったりして、いやぁ大変なお仕事です。
最後によく思うこと。アメリカに住み、日本語を母国語とする技術通訳者として、感じたことは、英語もさることながら、日本語を正しく、丁寧に使う必要をひしひしと感じます。また、場を和やかに持っていくためにも英語も日本語もその時代にあったはやり言葉を織り交ぜていくことの難しさに常々精進せねばと思います。。 東京で英語側担当者にもぇーってどういうときに使うの?(アキバ系の担当者だったらしい)って聞かれたときには非常に困りました。
どんな仕事にも、辛いこと、楽しいことはつきものですが、日本での技術通訳の経験者の相場は(短期契約・ベネフィットなしの個人契約的な場合)一日5から8万円だそうです。 初心者にとってなかなか経験をつむのが難しい業界でもありますが、製造業が多いここ中西部にはそういった経験がつめるポジションがたくさんあります。チャレンジしてみませんか? なんて少し広告も入れてみました。
地球温暖化のせいか、今日もまだ60度を超えているシカゴからのブログでした。
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